ホーム > staff Blog > ジンギスカップ初出場~

ジンギスカップ初出場~

7日(日)は、ジンギスカップに初出場した。

Jr(兄)は、幼児の時から毎年欠かさないし、Jr(妹)も同じジンギスの常連さんなのだが、僕は、13年目にして初なのだ。

以前は、スポーツやエリートは草レースなのにレベル高いし、走りたくないな~~と言う気持ちがあった。

だけど、ジンギスのお手本の山形県川西町のダリヤカップが9月から7月に変更し、

今シーズンのクロカンレースは7月(ダリヤ)が最終戦!!なんてなんか寂しいじゃないですか~~??

もちろん、『最上』と『うっかり』あるので、7月以降もレースに出てるけど、クロカンとは雰囲気や意気込みが違いますから~~。

そして、今年もカメラマンITOさんも来てくれたので、嬉しかった~~。

レースは、ビギナーの後、Jr(兄)のスポーツクラス。

何と言っても大人数。スタートダッシュにかけるしかない。Jr(兄)はそのダッシュに遅れた感じだ。

それでも、なかなかの位置でゴールしたものの、中学生が速いのなんの。他大会でも上位独占の選手ばかりだった。

Jr(妹)は、5年生なのでジュニアのロングコースが2周。

1周目はいつもの定位置。ちょっと悔しいな~~と思っていたが、何と抜いて来た。しかも前の選手に迫って!!

堂々のガールズC3位入賞~~。おめでとう~~!!

そして、僕はと言うと、試走もしないでレースに挑むことに・・・。これが後になって何でだ????となる事とを、その時は知らなかった・・・・。

アップは、ジュニアの競技中にマイク片手にその場ジョギングで、体を温めていたので何とかなった。

1人ずつコールされて上り1号線を下って、スタート位置に付く。その時、ペダルを漕いでいないのに、チェーンが外れているではないか??

あわてて直して、1分前。クリートを付けようとペダルを逆回転させたら、チェーンが緩んでしまう。

試しに2、3回 逆回転に。同じくチェーンが緩む・・・・。やばい、おかしい・・・。異変に気付きながらも、スタートの合図。一斉スタートだ!!

登りはテンションが掛かっているから、大丈夫!!チェーンが緩むことも忘れて、中ぐらいの位置で松のコースに入った。

ちょっとした下り、ペダルを回していないのに、チェーン落ち・・・・。オ~~マイガ~~~。

直後の丸太アタックでチェーン落ち。バーベキュー裏でチェーン落ち。下り2号線でチェーン落ち。

TKキャニオンを飛ばずにチェーンを直し、僕の異変に気付いた皆さんもザワザワ・・・・。

北の細道の下りでまたもチェーン落ち。後走のSUGIちゃんに『もうダメだ~~、(恥ずかしいけど)ラップされると思う』と伝え、

恐るおそるマイペースでペダルを漕いだ。運よく北の細道からは森の直線の終盤まで下りが無いのでチェーン落ちの心配はなかったし、

何故だか?マシーンの調子も良くなったのだ。

ここから追い上げを始めた。今まではアップだったと思うしかない。大魔王おろしを出て、Uターン、上り1号線は僕の独り占め。注目度NO1じゃないですか~??すぐ前の選手が誰なのか?何分離されているのか??そんなの関係はなかった。諦めずに走るだけだ。

2周目の後走は、AIBEさんだ!!レースではライバルと思っている。同じくらいのレベルだ。そのAIBEさんが後ろで声をかけながら走ってくれる。

とても心強かった。なんと上り1号線に戻った僕は1人を抜いてきたのだ。歓声が響くのが分かった。

3周目は、更に2人を追い抜き、前方には黄色のジャージが見える。気持ちいい~~みんなの声援。

近づくにつれトリオTHEジンギスの盛り上げも聞こえてくる。こんな中を走れるなんてなんて幸せなんだろう~~~とまで思ってしまう。

最終ラップ、松のコースに入ると黄色のジャージは既に先に行っている。教会の丘でもジンギスランドへ行く途中・・・・。

もうダメだ。これ以上は距離が縮まらない・・・・。そのままの順位で5回目の上り1号線。脚が・・・・、太ももが・・・・。

恥ずかしい走りはしたくないという気持ちだけで登り、歓声に手を振る余裕も無く何とかゴール。

レースでこんなに歓声を浴びたことはなかった。その時はきついのかもしれないが、嬉しい気持ちや感動の余韻は、ジワジワ~と後まで残るんだよな~~。

みなさん。ありがとうございました!!めっちゃ悔しいのに、何故か走っていて幸せだったな~~。

カテゴリー: staff Blog タグ:
  1. コメントはまだありません。
  1. トラックバックはまだありません。